アルケゴス・キャピタルマネジメントが破綻

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先週あったニュースをまとめて倍速で観て、気になったニュースについてまとめておく備忘録的なもの。

アルケゴス・キャピタルマネジメント破綻


アルケゴス・キャピタルマネジメントというアメリカのファンド運営会社が破綻しました。

(アルケゴスはヘッジファンドではなく、ファミリーオフィス)

 

甚大な被害


被害の総額がどのくらいになるのかはまだわかりませんが、報道されているだけでも、スイスのクレディスイスが3300-4400億、野村HDが2200億、三菱UFJが330億、みずほが100億くらいと言われています。

 ヘッジファンドではなく、ファミリーオフィスという形態のアルケゴスが破綻して、なぜこれほど大きな被害となったのか?

ファミリーオフィスは超富裕層向けに資産管理・運用をする投資会社。規模が小さいと想像しがちだが、ここは結構な人員を抱えるファンド運営会社でした。

ファミリーオフィスが台頭してきたのは、リーマンショックでアメリカ政府がヘッジファンドにレバレッジを大きくかけられないなどの様々な規制をかけたため、それに嫌気がさしたヘッジファンドが法の抜け道として利用したのがファミリーオフィスです。

かなり多くのヘッジファンドがファミリーオフィスにくら替えてるようです。ヘッジファンドに比べて運用実績の報告義務が少なかったり、レバレッジを8-10倍かけられるなど旨味がある。アルケゴスも元大手ヘッジファンド出身のファン氏が設立したもの。(ファン氏はインサイダー取引で起訴された過去あり)

 

起きた背景は


破綻したアルケゴスの運用がお粗末だったのもありますが、他に市場に金が余っているという点も挙げられます。銀行などお金をどう増やすのかが至上命題なので、安定的なものだけでなく、利回りの良いものを探します。

その時に浮かび上がってくるのが以前はヘッジファンドであり、現在はファミリーオフィスという流れです。

 

モルガンスタンレーは、アルケゴスが潰れる1日前に、関連株約5000億分を小さなヘッジファンドに売り抜けていたようです。生き馬の目を抜く業界。

現状、リーマンショックのような事態にはならないと言われていますが、もう少し被害総額が増えるかもしれませんね。