ここ10年、日本にもイケア(スウェーデン)や、フライングタイガー(デンマーク)等が参入してきたことで、北欧の家具や雑貨を目にする機会も増えましたね。ハードロック/ヘヴィメタル界にも北欧から世界に進出し、多くのミュージシャンに多大な影響を与えた人がいます。
クラシックとハードロックの融合:Yngwie Malmsteen (イングウェイ・マルムスティーン)
とある放課後の1日。
ザキ: 先輩、チースっ。今日はこんなの持ってきました。
Yngwie Malmsteen 「Trilogy」
スマホで、Yngwie (イングウェイ)を調べ始める2人。
マミ: ザッキー、何々この人。格好良いじゃん。
ユリ: 確かにイケメンね~。あれ、マミちゃん、でもこれも同じ人かな?(現在のインギーを知った模様)
(注釈:インギーとは、Yngwie Malmsteen の日本でのあだ名)
マミ: これ同じ人みたいですね、先輩。
ユリ: そうすると、ちょっとぽっちゃりしてるわね。
ザキ: (やべえ、バレると思ったわー、ぽっちゃりインギー)
(注釈2:インギーはデビュー当時は痩せていたが10年後くらいからちょいぽちゃに。そして徐々に肥大化が進行....)
ユリ: でも、
このポチャ感、結構好きかも。
ザキ: えっ?
マミ: 先輩、ちょいポチャ好みなんですか~?
ユリ: ポチャが好みっていうより、このポチャ感は可愛いってことよ。
マミ: あー何かわかります(笑)
アミハシ: (わかるのかーいww)
ザキ: あの~、音楽の方はどうですか?
ユリ: 何か速いな~って印象ね。
マミ: 速くてちょっとぽっちゃり!可愛さ満点ですね~。
ユリ: 速くてぽっちゃりな猫って可愛いさ満載よね。
マミ: ですね~。
ザキ: (速くてぽっちゃりな猫?....)
アミハシ: (確かに雰囲気は猫系だわwww)
ユリ: アミハシ君は、ちょいポチャは好み?
アミハシ: (えっ?どんな質問なんだw)
アミハシ: あっ、はい。
ちょいポチャ (も) 大好きですw
園芸部一同。顧問の先生の指導で、植物に音楽を聴かせて成長の違いを観察しています。(日替わりで、それぞれが好みのアルバムを紹介しながら経過確認中)
ザキは1年生で、Hard Rock/Meavy Metal 好きな人。あだ名はザッキー。
マミは2年生で、兎に角よく喋り、適当な要素多めな人。
ユリは3年生で、綺麗で毒舌と大らかさが混在した人。
アミハシは2年生で、先輩に気を使って心の中でのみツッコミを披露する70~80年代ロック好きな人。
ところで YNGWIE MALMSTEEN ってどんなバンド?
このバンドは、北欧スウェーデンを17才で飛び出してアメリカに渡った Yngwie Malmsteen (イングウェイ・マルムスティーン)さんが、21 歳の時に作ったバンドです。クラシックを子供の頃から学んでいた彼は、創意工夫によってクラシックとハードロックを融合させた天才です。彼が凄かったのは、その天才的な発想力に加えて、超絶技巧の持ち主でもあったという点。
後のギターリスト達に与えた影響力で考えると、Van Halen の Eddie Van Halan (エディ・ヴァンへイレン)と、Yngwie Malmsteen (イングウェイ・マルムスティーン)が双璧と言えます。
もう1人の天才、Eddie Van Halan さんについてはこちらをどうぞ。
因みにどれほど凄かったかというと、プレー、曲だけでなく、格好まで激似のプレーヤーを増殖させたほどです。真似から入るのは上達の基本と言いますが、流石にやり過ぎだろって人もちらほら....(笑)
このアルバムは、Yngwie Malmsteen 名義になってから3枚目のアルバムで、1986年発売です。
代表曲は、1曲目の「You don't remember, I'll never forget」、2曲目の「Liar」、3曲目の「Queen in love」、9曲目の「Trilogy suite Op.5」です。個人的には4曲目の「Crying」も結構好きですね。アルバムは Billboard200 で44位獲得。
4,9は歌無しのインスト曲なのですが、9曲目の「Trilogy suite Op.5」が世界に与えたショックはメガトン級だったようです。正確さと速さ、曲構成の格好良さ等々。今聴いてもヤバいです(笑)
YNGWIE MALMSTEEN のどうでもいい話
正確に言えば、このアルバム発売時のバンド名は、Yngwie J. Malmsteen RisingForce 。この彼名義のバンドは、ちょくちょくバンド名が少しだけ変わってたりします。戦略的だったのかどうかは全くわかりません。
これを知った1部のファンは、
-「インギーってちょくちょくバンド名変えてるけど、何で?」
-「あれじゃね。天才の気まぐれww」
-「あ~、なるほどね~。俺も天才になってみてーw」
とアホな会話をする中で、天才の気まぐれがどんなものかを理解したとか....
最初の会話は、私が体験した実話を元にアレンジを加えたフィクションです。
Yngwie (イングウェイ)はやっぱり天才だわな~。
ご縁があれば次回お会いしましょう。ではでは。