Stryper が持つ心地よさ。ミサとメタルの不思議なハーモニー?-[To Hell with the Devil]

ハードロック/ヘヴィメタルのジャンルの中にも、軽めなものから、ゴリゴリしたものまで結構幅があります。ヘヴィでゴリゴリしたものはBGMとして使うのはちょっと難しいですが、軽めのものなら意外とBGM感覚で活用可能です。今回は、ハードロック/ヘヴィメタル黄金期(80')に、独自路線で光を放ったバンドについて紹介します。

 

甘美な声とコーラスが生み出す悠久ハーモニー:Stryper (ストライパー)

 

とある放課後の1日。

 

ザキ: 先輩、チースっ。今日はこんなの持ってきました。

 

Stryper 「To hell with the devil」

 

ザキ: そう言えば、このバンド、ライブ中に聖書を投げるらしいです。

 

マミ: えっ、なぜに?

 

ザキ: クリスチャンなので、布教活動の一環みたいです。

ユリ: じゃあ、ライブっていうよりミサなのね。

マミ: 先輩、ミサって何か格好いいですねー。

 

アミハシ: (ミサだと世紀魔Ⅱじゃんwwww)

 

ユリ: ミサって言い方だとちょっと格式が高そうなので、

ミサミサね。

 

ザキ: (ミサミサー......)

(注釈: 日本のバンド世紀魔Ⅱはライブのことをミサと呼んでます)

 

マミ: 先輩、それだとちょっとDeath感が出ちゃいますね(笑)

ユリ: やるわねマミちゃん、本つながりよねw ミサよりミサミサの方が断然可愛いし。

 

ザキ: (か、可愛い....)

 

アミハシ: (出た。パワーワード:可愛いwww)

(注釈2: 漫画デスノートにミサという女性キャラが登場します-あだ名がミサミサ)

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ザキ: あの~、音楽の方はどうですか?割とキャッチーで聴きやすいかと?

ユリ: そうね。聞きやすくて割と好きかも。

マミ: コーラスもあって結構好きかな~。

 

ユリ: アミハシ君は、ミサミサバンド好き?

アミハシ: (ミサミサバンドーww)

アミハシ: はっ、はい。

ミサミサ (バンド) 超好きですw

 

園芸部一同。顧問の先生の指導で、植物に音楽を聴かせて成長の違いを観察しています。(日替わりで、それぞれが好みのアルバムを紹介しながら経過確認中)

ザキは1年生で、Hard Rock/Meavy Metal 好きな人。あだ名はザッキー。
マミは2年生で、兎に角よく喋り、適当な要素多めな人。
ユリは3年生で、綺麗で毒舌と大らかさが混在した人。
アミハシは2年生で、先輩に気を使って心の中でのみツッコミを披露する70~80年代ロック好きな人。

 

ところで STRYPER ってどんなバンド?


Stryper (ストライパー)は、ギター兼ヴォーカルの Michael Sweet (マイケル・スウィート)と、ドラムの Robert Sweet (ロバート・スウィート)、ギターの Oz Fox (オズ・フォックス)が中心となって結成されたバンドです。(マイケルとロバートは兄弟でマイケルが弟)

全員がクリスチャンということで、Christian Metal (クリスチャンメタル)と呼ばれたりします。

このアルバムはメジャー通算3枚目で、彼等の良さを凝縮しています。程よく目立つギターで構成されたキャッチーな曲、適度なハーモニー、透き通った声のバランスがとれた良盤です。アメリカで100万枚以上売れてます。

 

このアルバムの代表曲は、2曲目の「Calling on you 」、3曲目の「Free」、4曲目の「 Honestly」等です。特に2,3曲目は、ストライパーと言ったらコレってくらい彼等を体言している曲と言えます。「Honestly」は Billboard100 の23位獲得。

 

STRYPER のどうでもいい話


Stryper (ストライパー)のメンバーがクリスチャンで、彼等が一般的にクリスチャンメタルと呼ばれていることを知った1部のファンは、


-「ストライパーってさ~、クリスチャンメタルって呼ばれてるみたいだけど、メタル感薄くない?」

-「あー言えてるわー。メタルって感じはあんましないね。」

-「クリスチャンハードロックの方がしっくりくるな。」

-「クリスチャンハードロック.... ちょっと長くねw?」

-「確かにw。言いにくいから却下だわ~w

とある意味エンドレスな会話を繰り返していたとか....


最初の会話は、私が体験した実話を元にアレンジを加えたフィクションです。

Stryper (ストライパー)は今でも聴きやすいわ~。

ご縁があれば次回お会いしましょう。ではでは。